CMH ジャパンの横野が、12月7日に日本を出発し、9日からのCMHツアー(ボビーバーンズ)に参加しております。帰国は18日です。

成田空港出発から帰国までの出入国手続きやCMHロッジの様子などを横野から皆様にご報告させて頂きます。コロナ関連の規制や手続きに関する現地事情をご心配されておられる方のご参考になれば幸いです。

尚、規制や手続きの状況は刻々と変化しておりますので、今後の実際の状況が今回のご報告と違って来ることが多分に考えらます。この点ご注意お願い申し上げます。

今回はその第3弾となります「日本帰国編」です。

第1弾「日本出国、カナダ入国編」はこちら https://cmhjapan.co.jp/record1/
第2弾「カナダ滞在編」はこちら https://cmhjapan.co.jp/record2/

カルガリー出発

17日、AC209便9:40発でカルガリーからバンクーバーへ出発。
エアカナダのチェックインカウンターは、マリオットホテルを出て左に100m程の処です。
numi の近くのエアカナダチェックインカウンター(ホテルを出て右方向)は、アメリカ行き専用カウンターです。お間違い無き様に。
前日にチェックインカウンターの場所を確認し、搭乗時の手続きをチェックインスタッフと確認しておきましたので、その通りスムースにチェックインできました。

A 出発時刻の3時間前にチェックインカウンターに到着。
(3時間前は早過ぎるとも思いましたが、スタッフに言われた通りに。)
B 以下の4つの書類やスマホ画面をカウンターで提示。
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1)ワクチン摂取証明書 (certificate of vaccination)
2)PCR検査陰性証明書のプリントアウト(negative certificate)
3)日本の厚生労働省の質問票 に回答したことを示すQRコード
(スマホスクリーンショットまたはそのプリントアウト)
エアカナダカウンターで (QR code, quarantine questionary) と言ってました。
4)SOSアプリ画面 (SOS appli)
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※3)と4)は、今回カルガリー空港で初めて分かったことです。
3)は前日にスタッフから聞いて準備ができていたので良かったです。
4)は事前には聞いておらず、カウンターでSOSアプリの画面をみせろと言われましたが、日本出国前に念の為インストールしておいて良かったです。
3)は、スマホ(またはPC)で、“厚生労働省質問票で検索 → “質問票の提出について-厚生労働省”というサイト → <質問票について>のQRコードの下のURLをクリック → 画面の指示に従って回答を入力します。 完了するとQRコードが現れますので、それをスクリーンショットなどで保存します。プリントアウト可能な場合は念の為しておいた方が安全かもしれません。私はUSBにコピーして、マリオットホテルのゲスト用マックとプリンター(チェックインカウンターとエレベーターの間に有ります)を使ってプリントアウトしました。(マックは使ったことがなかったので、少しまごつきましたが)
4)は、厚生労働省・入国者健康確認センターのアプリ(My SOS)ですが、スマホ画面にこのアプリが表示されるかを確認するだけです。事前にインストールしておけば、まごつかなくて済みます。

空港での流れは以下の通りでした。
6:40 エアカナダ チェックインエリアに到着。チェックインカウンターの行列は私の前に5組。(カナダ国外に乗り継ぐ場合は自動チェックイン機は使いません) 一人のチェックインに要する時間は書類チェックなどの為やはり長いです。
7:20 チェックイン完了。
7:30 セキュリティ通過(待ち時間ゼロ、スムースでした)
7:35 搭乗ゲートに到着(今回はゲートC54)
という結果で、チェックインカウンターに着いてから搭乗ゲートまで1時間程でした。チェックインの後はいたってスムースです。 エアカナダのスタッフは、マニュアル通り出発3時間前にチェックインに来るよう言いますが、かなり混んでいる場合を想定してのことかと思います。勿論、時間の余裕は有った方がいいですが。

<補足> 朝ホテルの部屋を出る直前に、CMHロッジでリチュームイオンバッテリー(グローブやブーツのヒーター用など)は、チェックインバゲージに入れず、手荷物に入れる様にとのアドバイスが有ったことを思い出し、慌ててスーツケースから手荷物バッグに移しました。空港でエアカナダスタッフに念の為聞いても、やはりそうしないといけないそうです。(これは以前からでしょうが)
バンクーバー乗り継ぎ

バンクーバー空港での乗り継ぎはスムースで、コロナ関連の特別な手続きは、成田便に移動する途中に書類チェックが有るだけで、それ以外は平常時と同じです。
そのチェックの場所は、国際線のゲートエリアに入る辺りのゲートD50の隣でした。場所はその時のゲートの使用状況により変わるそうで、この場所でチェックを受けなかった人は搭乗ゲート(今回AC003便はD70)でチェックされます。
チェックされる書類は、カルガリーでのチェックイン時に提示した1)、2)、3)と同じです。 SOSは、スマホにインストールしていますか?という質問だけで、“Yes”と答えるだけでした。見せろとは言われませんでしたが、スタッフによって違う可能性は有るでしょう。
AC003便の機内は、乗客・乗員がマスクを着用している以外に平常時と然程違うとは感じませんでした。マスクが下にずれて鼻が出ていた時、乗務員に注意されました。結構厳しいです。
成田到着

18日
17:00 AC3便成田空港ゲート到着、乗り継ぎ客が優先的に降機。
17:15 降りてすぐの通路沿いに椅子が並べてあり、そこに座って待機。
17:25 スタッフが書類チェック。

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1)パスポート
2)PCR検査陰性証明書(カルガリーで受け取ったもの)
3)誓約書
4)Request to Everyone Entering Japan という表題の書類
2)と3)は、機内で配られ、記入・署名をしたものです。 2)は厚生労働省のサイトからダウンロードできますので、事前に目を通しておくのもいいでしょう。
3)は裏面に、過去14日間の滞在国や、感染可能者とのコンタクトの有無を記入します。この用紙は、機内で日本語版が無くなったと言われ、英文のものでした。
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※この後、空港内でPCR検査完了までの手続きで何回もこれらの書類をチェックされますが、全てこれらの紙の書類チェックでした。カルガリーでは厚生労働省の質問票に回答したことを示すQRコードを提示した訳ですが、このQRコード取得時に既にスマホ上で回答した内容と機内で記入する内容が相当重複しています。情報登録がスマホアプリであったり紙であったり、連携されておらず、ちぐはぐ感が拭えません。(デジタル化で遅れている日本らしいといえばそうかも知れません)
※飛行機から降りてすぐ並んで待機が始まった訳ですが、その後の流れについて一切説明が有りません。 何の為の行列なのかも分からず、ただひたすら待たされることに違和感を感じ、通りかかったスタッフに聞いて、並んでいる列のどういう順番でまずPCR検査の受付がされるということがやっと掴めました。その後の流れでも待機が何回かありましたが、次に何が起こるのかやはり説明は有りませんし、時間の予測も全くできません。
愚痴っぽくなりましたが、続けます。

19:00 PCR検査の受付
19:15 検査開始(唾液採取)
この後、3日間隔離後の帰宅の為レンタカーを予約。公共機関以外の帰宅手段を確保していることが、次の手続きに進む為に必要。但し、3日間隔離後全員バスで空港に戻され、その時間が午後になるとしか分からないので、取り敢えず夕方のレンタル開始時間で予約するしか有りません。(私の場合はレンタカーにしましたが、他の手段も有ります。)
次のステップでは、スマホにインストール・登録済の MySOS アプリの使用説明を受け、位置情報確認が出来る設定に変更・確認。メール受信ができることも確認。
その後は、PCR検査の結果待ち。検査受付番号の下4桁が呼び出されるのをひたすら待ちます。必ずしも若い番号順に呼び出される訳ではなく、待ち時間は全く予測不能です。
“ホテルとバスの手配に時間を要しています、もう暫くお待ち下さい。”とのアナウンスが何度か有りました。
22:25 私の周りの10人程のグループにスタッフから“都内に行ったバスが帰って来るのを待ってる処”との連絡有り。 つまり、検査結果は出ていても、ホテルへの移動手配が確認出来るまで検査結果通知を保留という進め方の様でした。
22:53 私の番号が呼ばれ、検査結果受取り。陰性でした。この時点で、検査結果待ちの広いエリア(ピーク時は数百人程?が待機)に殆ど人が居なくなっており、私を含む数十人のグループがほぼ最終組かと思われました。 その後、入国審査、預け荷物受取り。
23:20 税関通過。待合ロビーに出た所で待機(バス待ち)。この時スタッフに聞いて、ホテルは都内の両国であることが判明。(これも、こちらから聞いてやっと教えてもらえたという状況。)
24:00 バス出発。大型バスに乗客28名。
24:52 両国のアパホテルにバス到着。
25:20 バスから下車。ホテル内での密を避けるため、4人づつ数分間隔で下車。
チェックインは、場所も内容もむしろ成田空港の手続きの様で、一人づつ注意事項や健康観察アプリ(MySOSとはまた別のアプリ)の説明などが有り、最後に夕食の弁当をもらって部屋へ。
25:50 私の部屋に入室。
※成田空港での色々な手続きが進む中で、グループ毎に集合、移動、待機を何度か繰り返しましたが、移動時に密が発生する場面も多く、改善の余地有りと感じました。
機内で配られた書類4)
機内で配られた書類4) の裏面
検査結果(陰性)
3日間ホテルで隔離
東京両国のアパホテルで3日間隔離滞在した後、21日に成田空港にバスで移動し、レンタカーで帰宅しました。以下、その間のご報告です。
・ 毎朝8時頃に、ホテル入館時に登録した健康観察アプリ(新型コロナウイルス健康観察チャット)で健康状態を送信。 入館時に渡された体温計で測定した体温も入力。
・ MySOS の現在地報告、健康状態報告と本人確認を1日に数回実施。
・ 食事は、8時、12時、18時頃に全て弁当で各部屋に配布。館内アナウンスで配布完了を知らされたら、ドアノブにかけられた弁当を部屋に入れます。
・ 館内のコインランドリーを使用可能と聞いていましたが(その時だけは部屋から出られる)、ホテル内に設けられたコールセンターに電話すると、私の隔離期間中は既に予約で埋まっているとのこと。
・ 19日に、以下の主旨の文書が配布されました。
  「乗客に陽性者が出た場合、ゲノム解析され、後日オミクロン株陽性者と判明した場合には、同じ便の乗客全員が濃厚接触者と認定され、自治体指定の場所で14日間隔離。」
・ 21日 6:20 PCR検査キットが配布され、唾液を採取。 
7:00 採取容器回収。
  13:00 検査結果判明。(陰性でした)
14:10 ホテル退館、空港行きバス出発。
 
チェックイン時に手渡された書類には16時から順次出発となっていましたが、実際には早まりました。
 空港到着後、予約してあったレンタカーで自宅近くのレンタカー営業に移動し、家内に迎えに来てもらうという方法で帰宅。この後は自宅で年内いっぱい自主隔離です。 公共交通機関を利用しないこの他の手段として、家族・知人に車で迎えに来てもらうとかハイヤーを利用するという選択肢も有りますが、その場合も一旦バスで成田空港に移動してからとなります、ホテルから直接帰宅できません。

<最後に>
一点、ご報告を忘れておりました。 バンフとカルガリーでレストランに入った際とホテルのチェックイン時に、ワクチン証明書と身分証明(パスポート)の提示を求められました。 カルガリー空港マリオットホテルのチェックインカウンター隣のレストランを利用した時も同様です。 現地在住の方やアメリカ人はワクチン接種証明カードを提示していましたが、私達は紙の証明書(和文・英文併記)で大丈夫です。 常にパスポートとワクチン接種証明書をセットで携帯される様お勧めします。

今回のCMHツアーの一連のご報告は、これをもちまして終了させて頂きます。
皆様が今後CMHツアーに参加される際やその他の海外旅行に行かれる時のご参考になれば幸いです。
日本と海外の諸事情が違うことはこれまでも感じて来たことですが、今回のツアーで日本とカナダでの諸手続きを経験し、改めてその大きな違いを思い知らされました。 以下は、私が帰国時に成田空港で感じたことを基に、一旅行者として厚生労働省にメールした要望文書です。 合わせてご報告させて頂きます。

<< 厚生労働省に対する要望、12月20日メール >>
「今月18日にカナダより帰国し、現在都内のホテルで隔離中の者です。
成田空港ゲートに17:00に到着し(AC003便)、結局都内の隔離用ホテルに向かうバスに乗車できたのが24:00でした。 空港に7時間居た事になりますが、この時間について不満を申し上げているのでは有りません、時間を要する場合も有ることは理解できます、念の為。
飛行機から降りて直ぐに通路に沿って並べられた椅子に座って待機状態になりました。 約2時間後にPCR検査受付開始。この間、何の為に待機しているのか、どういう手続の流れになるのか、時間的見通し、などの情報が全く伝えられず、ただひたすら待つという状態でした。 不安と苛立ちがつのるばかりでした。 途中で私からスタッフの方に聞いて、検査受付の為に並んでいることや、どの列から受付がされるかがやっと分かり、少しは状況が理解できましたが。
検査完了から結果受領までの約4時間も同様でした。 何も知らされずただ待つのは非常に苦痛です。 大まかでもいいですから、この様に長時間待機の場合には、どういう状況なのかについてや見通しなどの情報を是非共有して頂きたく、強く要望致します。
3日間の隔離場所が何処になるのかについても、最後まで知らされずとても不安でした。 この点についても、検査結果待ちの間(約4時間)に情報共有が可能であったと状況判断できます。 実際には、税関を出た後、私からスタッフの方に聞いて初めて都内のホテルと分かったのです。
何の情報も与えられず、ただひたすら待つ者の身になって下さい。 情報共有がされていれば、私達の不安と苦痛は相当和らいだ筈です。 宜しくご検討の程お願い申し上げます。」
ホテルで配布された用紙
PCR検査キット
PCR検査キット